CASE01
害獣が
再発して
しまった
CASE02
⾒積り後、
追加料⾦が
発⽣した
CASE03
家の中が
汚れた・
傷ついた
公開日: |更新日:
深刻な健康被害や感染リスクをもたらす害獣はしっかりした駆除・捕獲が求められます。それには費用の安さや対応の良さだけでなく、高い駆除・防除技術を持つプロに依頼することが重要。そこでこのサイトでは、適正価格で的確な害獣駆除を行う岩手のペストコントロール協会の加入業者から、個人向け・企業向けそれぞれで代表の一社を選びました。
イカリ消毒の公式サイトには、岩手の事例が掲載されておりませんが、総合的有害生物管理(IPM)において、「有害生物管理」「微生物制御」「サニテーション」「環境改善工事」「オンライン監視」「外来種・有害鳥獣などの駆除」「殺菌・除菌・脱臭」「文化財保存」といった、幅広い領域に携わっています。
選定基準:岩手県ペストコントロール協会に加盟している業者より、「ペストコントロール優良事業所」に認定されており、「ペストコントロール技能師」が所属している業者(2021年5月協会公式サイト確認時点)
イカリ消毒の公式サイトには、岩手の事例が掲載されておりませんが、総合的有害生物管理(IPM)において、「有害生物管理」「微生物制御」「サニテーション」「環境改善工事」「オンライン監視」「外来種・有害鳥獣などの駆除」「殺菌・除菌・脱臭」「文化財保存」といった、幅広い領域に携わっています。
選定基準:岩手県ペストコントロール協会に加盟している業者より、「ペストコントロール優良事業所」に認定されており、「ペストコントロール技能師」が所属している業者(2021年5月協会公式サイト確認時点)
ペストコントロール協会は、有害生物に関する調査研究や防除技術の指導・研修、防除事業の推進に必要な情報収集などを行う公益社団法人。ペストとは、疫病だけを指すものではなく、人間にとって厄介な害虫獣を意味します。
協会ではいくつかの認証制度を設けており、ペストコントロールの技術を有する個人が取得できるペストコントロール技能師、機器材・設備など一定条件をクリアした事業所に認められるペストコントロール優良事業所などがあります。
本部をはじめ、都道府県単位でも地区協会が設置されており、岩手県ペストコントロール協会もその一つ。協会に加盟し認証を受けている会社は、適正価格で衛生管理も含め優れた駆除技術を持つ信頼できる業者の証であると言えます。
家庭向け
害獣駆除の専門技術者が多数在籍するプロ集団
sanwayakuhi
有害生物防除に関して、岩手で40年以上の実績を持つリーディングカンパニーです。ペストコントロール優良事業所に認定されており、ペストコントロール技能師も12名が在籍。主に一般消費者向けの害虫・害獣サービスを提供しています。
徹底した事前調査を行うことにより、適正価格で状況に合った防除の提案を可能にしています。
薬剤を使った従来型の駆除方法ではなく、生物の生態や発生状況の調査結果に基づき、高度な防除技術を駆使。環境衛生の観点から、薬剤の使用を最小限に抑えることで、安全性が高く効率的な処理を行っており、岩手で豊富な実績を誇ります。
事例01
盛岡市中心部にある住宅街。一軒家にハクビシンがベランダに侵入!と弊社へ相談依頼がありました。侵入経路調査→行政へ鳥獣捕獲申請→わなを使用した捕獲作業→殺処分および周辺の消毒。→侵入封鎖や今後、再侵入対策等のアドバイスを手順に基づき業務を実施しております。
事例02
岩手県内では「ネズミ」の侵入被害が増加しております。商業施設や倉庫・店舗のほか、一般家庭でも侵入被害の問い合わせが急増しております。フンなどによる環境汚染、菌やウィルスを伝播するなどの衛生上の危険が高まるほか、配線などを齧られたことで火災に発展する場合もあります。
事例03
「雨どいがやけに詰まる」状況があったことから気が付いたようです。確認したところ、バッチリ営巣していました。屋根とソーラーパネルの隙間に鳥が営巣するケースは非常に多くなっております。屋根やパネルが汚れるだけでなく、巣材がある事で放熱出来なくなった事でパネルが故障する問題も発生!!
12名
ペストコントロール技能師は日本ペストコントロール協会が認証する資格で、害虫獣防除業務の従事者の技術や知識力を証明するもの。三和薬肥には10名以上も技能師が在籍しており、害獣駆除の技術者層が厚いことがわかります。
※公式サイトの情報より抜粋
企業向けなら
環境衛生・食品衛生・公衆衛生を包括サポート
ikari
有害生物や感染症から人々を守るための管理・制御を行う、総合衛生管理サポートシステムを提供。シンガポール、台湾などアジアにも複数拠点を有するグローバル企業です。
薬剤だけでなく、技術や商品開発にも取り組み環境衛生、食品衛生、公衆衛生全般をカバー。環境に配慮した防除を行っており、ペストコントロール優良事業所として認められています。
イカリ消毒では品質管理に力を入れており、2019年にISO9001(2015年版)品質管理マネジメントシステムを再取得。また環境保全のための商品開発にも積極的で、センサ付ネズミ捕獲装置や発泡洗浄機などを提供しています。
環境衛生
イカリ消毒の公式サイトには、岩手の事例が掲載されておりませんが、「総合衛生管理サポートシステム」の提供により、「環境衛生」「食品衛生」「公衆衛生」を支えています。総合的有害生物管理(IPM)においては、「有害生物管理」「微生物制御」「サニテーション」「環境改善工事」「オンライン監視」「外来種・有害鳥獣などの駆除」「殺菌・除菌・脱臭」「文化財保存」といった、幅広い領域に携わっています。
1名
ペストコントロール協会に加盟するイカリ消毒のペストコントロール技能師は、岩手エリアにおいては1名となっていますが、全国各地に複数名所属しています。
※公式サイトの情報より抜粋
専門業者の事例でわかる害獣の対策や注意点
信頼性の高いペストコントロール協会加盟の害獣駆除業者の中から、害獣駆除事例をピックアップ。ハクビシンやネズミ、その他鳥類など実際にあった駆除・捕獲事例をもとに、害獣ごとの生態や対策、注意点などをまとめました。どういった流れで対策が進められるかもわかるので、是非参考にしてください。
サービス特徴
総合衛生管理(IPM)に基づき環境衛生を総合サポートする会社です。害獣・害虫駆除の専門会社として岩手で40年以上の実績を誇り徹底した調査・分析と高い技術力が強み。岩手県ペストコントロール協会の代表も務めます。
所在 | 岩手県花巻市下根子431-6 |
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営業時間 | 8:30~17:00 |
サービス特徴
主に企業向けに害獣対策や駆除サービスを提供している会社です。総合的有害生物管理の観点からさまざまな事業展開をしており岩手県ペストコントロール協会にも加盟。監視カメラや洗浄機器など商品開発も手掛けています。
所在 | 岩手県盛岡市上堂3-12-266 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
害虫・害獣駆除や防腐・防カビなどの総合環境衛生、耐震対策まで幅広くハウスケアに対応する会社です。害獣に関してはコウモリやハクビシン、ドバトなどの糞害対策に強く、岩手県ペストコントロール協会の加盟企業です。
所在 | 岩手県大船渡市大船渡町字永沢62-5 |
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営業時間 | 8:30~17:00 |
サービス特徴
シロアリやハチ、ムカデといった害虫駆除を中心に、リフォームを含む住宅保全をトータルサポートする会社です。ネズミやコウモリなどの害獣駆除にも対応しており、岩手県ペストコントロール協会にも加盟しています。
所在 | 岩手県盛岡市稲荷町8-39 |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
サービス特徴
IPM(有害生物制御)や衛生環境構築を中心に事業展開する会社です。徹底した調査・分析を行った上で状況に合わせた防除プランを提案。岩手県ペストコントロール協会に加入し、日本だけでなく海外展開もしています。
所在 | 岩手県盛岡市肴町10-10 十三日2F(盛岡営業所) |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
日本全国対応でアライグマ、イタチ、ハクビシンなど害獣駆除を専門に行っている会社です。駆除や追い出しを行った後の清掃、消毒、消臭までしっかり行うので、排泄物の腐敗といった2次被害の発生もなく安心です。
所在 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
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営業時間 | 電話受付は24時間365日 |
サービス特徴
JA全農グループの一員で東北エリアで、農産物の提供を中心として地域の生活をサポートする組織です。岩手県限定サービスとしてシロアリやハチなど害虫駆除の他に、ハクビシンなど一部の害獣捕獲にも対応しています。
所在 | 岩手県盛岡市仙北2-5-4 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
ハクビシンやネズミ、ハチ、シロアリなど害獣・害虫駆除を専門に行う会社です。徹底した調査により害獣の侵入口を特定し再発を防止。最長10年間の長期保証(※)が付くなどアフターサービスが充実しているので安心です。(※)条件により異なる
所在 | 岩手県盛岡市三本柳9地割18-8(盛岡営業所) |
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営業時間 | 要問合せ(相談は24時間365日可能) |
サービス特徴
全国展開する害獣駆除専門の業者です。ハクビシンやイタチ、アライグマなどの害獣対策を中心として豊富な実績を誇ります。24時間365日受付しているため、困ったときに連絡すればいつでも対応してもらえます。
所在 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
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営業時間 | 24時間受付(年中無休) |
サービス特徴
ハクビシンやアライグマ、ネズミ駆除など害獣対策の専門会社です。駆除や防除施工後は最大3年間の無料保証(※)が付きます。本社は福島にありますが岩手を始めとする東北地域や関東圏もサービス対象地域になっています。(※)条件により異なる
所在 | 福島県福島市笹谷字釜川原4-6 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
害鳥の駆除や撃退を専門に行なっている業者です。鳥の習性を熟知したスタッフが対応し10年の鳥害対策保証(※)も付きます。ハトやスズメなど鳥類以外にコウモリ、ハクビシン、アライグマなど害獣対策にも対応しています。(※)条件により異なる
所在 | 神奈川県横浜市西区高島2-11-2 スカイメナー横浜5196 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
不用品の回収や遺品整理、ハウスクリーニングなどに対応する便利サービス会社。大規模な捕獲・駆除は行っていませんが、ネズミ駆除・増殖防止やカラス害の予防など害獣・害鳥対策もサービスメニューの一つになっています。
所在 | 岩手県盛岡市東新庄2-57-8 |
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営業時間 | 8:00~18:00(電話受付) |
サービス特徴
ハウスクリーニングや庭の手入れ、不用品処理、引越し手伝いなどを行う便利サービス会社です。害獣・害鳥対策にも応じており、ネズミやハクビシンの捕獲や追い出し、ハトネットの取り付けなどにも対応しています。
所在 | 岩手県盛岡市上堂3-2-6 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
岩手県内の害虫・害獣駆除を専門に行なっている会社です。“ラット”と名がついていますが、ネズミだけではなくハクビシン、イタチ、コウモリなどにも対応。応急駆除だけでなく点検や定期駆除なども請け負っています。
所在 | 岩手県花巻市上諏訪263 |
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営業時間 | 8:00~17:00(電話受付は22:00まで) |
サービス特徴
害獣駆除と駆除後の消臭・消毒・修繕を専門に行っている会社です。全国の害獣駆除に対応しており、対応エリアの出張費は無料。最長5年の補償が付いており、再発した場合も再駆除してもらえます。
所在 | 大阪府大阪市西区南堀江3-6-1-205 |
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営業時間 | 8:00~17:00(電話受付24時間365日) |
サービス特徴
防除研究所では、ネズミやハト、カラスなどの一般的な害獣からハクビシン、イタチ、コウモリなどの害獣からシロアリ、ハチ、コクゾウムシ、ムカデなどの虫類の駆除まで幅広く対応しています。岩手県だけでなく、北海道から九州まで広範囲にわたり対応可能です。
所在 | 岐阜県大垣市長沢町6-17 |
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営業時間 | 9:00~17:30 |
サービス特徴
害虫・害獣駆除を手掛けるヨツバ環境。天井で何か音がする、食べ物がかじられている、など害獣を見ていない状況でも相談可能です。駆除に加えて、建物への侵入を未然に防ぐための防除対策や床下環境の改善・防除工事などにも対応しています。
所在 | 岩手県奥州市水沢真城字中道40-3 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
サービス特徴
建物に関するプロ集団の「ROY」では、薬剤・毒餌だけに頼らず、建物の構造面から害獣駆除施工を実施。これにより、不必要な薬剤や材料を使わない対応を可能にします。すべての工程を自社でおこなうので高いコストパフォーマンスを実現しています。
所在 | 神奈川県川崎市高津区坂戸3-16-1 |
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営業時間 | 9:00~19:00 |
サービス特徴
家庭用・業務用の清掃用品を中心に、ハウスクリーニングや害虫・害獣駆除もおこなうダスキン水沢。捕獲・駆除など、建物の構造や現在の環境に合わせて効果を見込めるプランを提案しています。
所在 | 岩手県奥州市水沢名残18-1 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
環境衛生管理で数多くの実績を持つシー・アイ・シー。数多くの管理実績があり、ゴキブリやシロアリから、ネズミをはじめとした害獣まで幅広く対応しています。
所在 | 岩手県盛岡市前九年1-4-61 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
株式会社キャッツは1975年の創業以来、ホームケアを中心に業務を手掛け、その一環でネズミ被害対策も行っています。駆除だけでなく防除対策にも対応しています。
所在 | 岩手県盛岡市南仙北3-1-25 |
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営業時間 | 要問合せ |
サービス特徴
商業施設・宿泊施設・病院など、さまざまな建物で清掃関連の業務を行っています。各種害虫やネズミなどの害獣駆除以外に、駆除後の脱臭や殺菌なども依頼できます。
所在 | 岩手県宮古市長町1-9-17 |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
日本で知られている代表的な害獣と、それぞれが人々の生活にもたらす被害について解説しています。また捕獲や駆除をする際に注意しなければならない点や、具体的にどういった対策が行われるかについてもまとめました。
ハクビシンは外では農作物を荒らすなどの被害が報告されますが、住宅に棲み着くと夜行性の動物でなので夜中に足音を立てたり鳴くなど騒音被害があります。また天井にシミを作ったり悪臭など糞尿被害が甚大です。
対策は鳥獣保護法の対象動物なので、追い出しや侵入防止が基本。ハクビシンが嫌うニンニクや野生動物のニオイで追い払ったり、くん煙剤で寄せ付けないようにします。運動能力が高く、捕獲はプロが対応しないと困難です。
ネズミは衛生的な被害が非常に大きく、糞などにいる大腸菌やサルモネラ菌など病原菌を媒介して感染症を拡大したりダニ・ノミ・シラミなどの害虫が皮膚炎などを起こすなど、人々の健康をも脅かす存在となっています。
粘着シートを設置したり、毒エサなどと併用して捕獲・駆除を行いますが、学習能力があるため効かない場合もあります。ネズミが嫌がるニオイや忌避剤で追い出す方法もありますが、対策はプロに任せたほうが安心です。
タヌキは里山に暮らす動物ですが緑地が減ったため住宅地に棲み着くケースが増えています。農作物を食い荒らしたり、住宅に侵入すると穀物を食べたり、「ため糞」をする性質があるため糞尿による悪臭被害ももたらします。
鳥獣保護管理法で保護されている動物なので、基本的な対策は追い払うこと。嗅覚が鋭いため、タヌキが嫌がる匂いのする忌避剤を使用して寄せ付けないようにしたり、LEDライトを照射したり狼などの声で追い出します。
イタチは外では畑の農作物を食い荒らしたりニワトリを食べるなどの被害をもたらします。住宅内に棲み着くと、夜行性なので夜中に天井裏を走ったり、断熱材を食いちぎって損傷する、糞尿による悪臭などの被害を受けます。
鳥獣保護管理法で守られているため、捕獲や駆除を行う場合は自治体などの許可が必要で、忌避剤や木酢液、漂白剤などで追い払うことが対策の基本です。プロに依頼してしっかり侵入口を塞がないと再発の可能性があります。
アブラコウモリと呼ばれる種類が天井裏に巣を作り、夜間にバタバタと音を立てたり鳴くなどの騒音被害を受けます。放置してしまうと外壁や天井などに排泄物によるシミや異臭を放つなど深刻な糞尿被害につながります。
鳥獣保護管理法の対象なので、許可なく捕獲したり駆除することはできません。忌避スプレーやくん煙剤で追い出し、金網などで侵入経路を断つといった対策を行いますが、清掃など後処理を考えると専門業者の方が安心です。
日本で見かけるハトはキジバトとドバトで、畑を荒らすといった農業被害の他に、都市部では糞害やハトが保有する病原体によるオウム病やクリプトコックス症といった感染症拡大の被害が深刻なものとなっています。
鳥獣保護管理法による保護対象で勝手に捕獲・駆除はできないため、殺傷や捕獲ではなく寄り付かせなくする環境的防除を行います。帰巣性が強いので忌避剤やスパイク、バードネットなどで居着かせなくすることが重要です。
アライグマは、害獣の中でも特に高い繁殖力を持っている動物です。1歳時点で60%、2歳以上ならほぼ100%が繁殖するうえ、1回の出産で3~5匹を出産。そのため放置しているとどんどん増えてしまいます。
アライグマは狭い隙間や通風孔などを通じて屋内に侵入してきます。そして家屋を損傷させるほか、さまざまな感染症を媒介するのでそこに住んでいる人に深刻な健康被害をもたらします。対策としては、侵入経路の閉鎖、エサとなるものの撤去が有効です。
イノシシは本来警戒心が強い動物ですが、人間の生活圏に慣れると行動が大胆になる傾向にあります。嗅覚と学習能力が優れており、エサの場所を正確に探し出すことができる動物です。
対策としては、エサとなる生ゴミや放置された穀物や果実をなくすこと、立ち木や竹やぶなどの隠れ場所をなくすことが挙げられます。また、敷地内に侵入しないように柵、ネットなどを設置するのも有効です。特に電気柵は侵入防止柵として有効でしょう。
日本に生息しているスズメバチのうち、人を刺すのはキイロスズメバチ・コガタスズメバチ・オオスズメバチの3種です。スズメバチの攻撃性が高まるのは9〜10月なので、巣に近づいたり生息域に入ったりするといった行動は避けましょう。
刺激を与えること以外にも、ジュースなどの飲み残しを放置しているとそれに寄ってくるので、飲み残しを放置しない、缶や瓶は軽く洗ってから捨てるといった工夫が必要です。また、スズメバチは匂いにも敏感なので、匂いの強い香水や化粧品などを着けないようにするのも有効です。
動物園にいるサルは愛らしい存在ですが、野生のサルは人間に被害を及ぼす可能性もある危険な存在です。また、人間だけではなく、農作物への被害も生じます。その機敏な動きは人間の手で捕まえることが難しい一方で、それなりの知恵を蓄えていることから対策も難しく、被害を受けているものの泣き寝入りせざるを得ない人も多いです。 しかし、決して対策がない訳ではありません。隠れられる場所をなくすなど、サルを心理的に追い詰めることが大切です。
実際に向き合った場合、素手の人間では対応できない大きな力を持っているクマは、人間、さらには農作物にも被害を及ぼします。防護柵などの周辺環境づくりがクマ対策に求められますが、鳥獣保護管理法の対象動物となっていることから、直接的な駆除は専門家・専門業者への依頼がおすすめです。何もしなければ、被害が増えるだけで、かつ個人で何とかできるレベルではありませんので、遠慮なく専門家・専門業者に相談しましょう。
人間への被害よりも、家への被害で知られているシロアリ。放置しておくと家そのものを失いかねない程大きな被害をもたらす存在です。しかし、とある身近なアイテムが駆除に役立ちます。それは掃除機です。実は殺虫剤よりも、掃除機の方が駆除にマッチしています。もちろん掃除機以外にもシロアリ駆除の方法がありますが、いずれにせよ放置しておくと財産である家への被害が甚大なものになることから、シロアリに気付いたらスピーディーな対応が求められます。
条件反射的に嫌悪感を示してしまうゴキブリは、およそ3億年前から生息する生物です。その生態系はバッタに近いとされていますが、ゴキブリの対策は多々あります。多くの人が困っているからこそ、ゴキブリ向けの殺虫剤も多数登場しています。また、温暖化の影響もあり、従来よりもゴキブリの活動期間が長くなっていることから、繁殖する期間も長くなり、多くのゴキブリに悩まされている人が増えているようです。
害獣の仕業と思われる主な被害について解説しています。外部からの侵入だけでなく住宅の天井裏などに棲み着くとどういった被害を受けることになるのか、またその際の注意点や有効な対策方法についても紹介しています。
天井が足音がするなどしてうるさく感じたら害獣が棲み着いている証拠です。ネズミだけでなくハクビシンやコウモリ、アライグマ、イタチといったサイズの大きな夜行性動物も足音の原因となります。一部のネズミ以外は鳥獣保護法の対象なので、勝手に駆除や捕獲ができないため、早期に専門業者に相談することが推奨されます。
害獣が家に棲み着く原因の一つとしてエサが豊富にあるということがあります。屋内の食べ物がネズミに食い荒らされたり、普段は屋外で活動している野生動物がエサを求めて侵入するケースも考えられます。食い荒らし対策はエサを目につくところに置かないことが基本で、少しでも齧られたら感染症防止のために必ず廃棄します。
害獣による住宅内の騒音被害は、足音以外にも鳴き声によるものがあります。夜中に活動することが多いため、不眠症やノイローゼといった健康被害をもたらす原因になります。ネズミは鳴くことがよく知られていますが、ハクビシンも変わった声を発します。ネズミ以外は殺処分ではなく、強い光やニオイで追い払うのが対策の基本です。
害獣被害の中で特に生活に大きなダメージを受けるのが糞尿被害です。被害は天井にシミをつくったり悪臭に悩まされるなどですが、まずはフンを観察して害獣の種類を特定すること。その上で害獣に合わせて通気口や排水管を塞いだり、忌避剤やストロボライト、超音波発生器などを使って追い払います。消毒などの後処理も重要です。
害獣に悩まされ駆除や捕獲を検討している方が、疑問に感じやすいことや、実行する前に注意しておきたい点をQ&A形式でまとめました。害獣駆除の基礎知識として必ず目を通し、どういった対策が最適なのか理解しておきましょう。
A害獣の侵入に気がついたら、すぐに対策しないと取り返しのつかない事態になる可能性があります。夜中に歩き回る音がうるさく不眠症になったり、糞尿による汚れや悪臭、害獣が保有する病原菌により感染症にかかる、ネズミなどにかじられて漏電や火災の原因になるなど、放置すればするほど被害は拡大してしまいます。
A害獣被害を受けたらすぐにでも対策したいと考えますが、注意すべき点があります。それは、一部のネズミを除いて害獣の多くは鳥獣保護管理法で守られているため、自治体の許可なしでは捕獲・駆除ができないことです。また、許可をもらっても罠の設置など独力で行うのは困難なため、早めに専門業者に相談することが推奨されます。
A追い出すなどの対策は自力でもできますが、できる範囲が限られます。害獣の嫌がるニオイや強い光などで追い払ったり、エサや隠れ場所のない環境にする、侵入路を塞ぐなどが可能です。駆除や捕獲には自治体の許可が必要で、罠設置など手間もかかるため、無理して自分で行うよりも専門業者に任せた方が確実に対策ができます。
A鳥獣保護管理法により守られている害獣は、自治体に申請して許可が下りれば捕獲・駆除が可能になりますが、そこから先は自分で捕獲するか専門業者に依頼することになります。自力で行うためには、素手で捕まえるわけにいかないので箱罠や囲い罠などを使用しますが、そのために取得が必要となる資格が狩猟免許(わな猟免許)です。
これから害獣駆除を行おうと考えている方が、事前に知っていると役に立つ基礎知識をまとめました。すでに被害が発生している状況では早めに行うことが大切ですが、慌てずに冷静さをもって行動するようにしましょう。
害獣駆除の費用は、広さやどういった方法で駆除するかによって変わります。そのため費用相場も○○○円~といった最低料金はわかっても、そこに巣や糞の除去や消毒・清掃などの料金が上乗せされると考えてよいでしょう。
駆除方法は現場の条件によって変わるため、料金を明確にするためにはまずは調査を依頼することです。そこで丁寧な対応で調査を行い、適正な見積もりを出してくれる信頼できるプロの業者を探すことが重要になります。
正式に申し込む前に、電話やメールで問い合わせをすることからスタートになります。そこで被害の状況や広さ、建物の築年数といったヒアリングが行われるでしょう。さらに駆除の方法や規模を確定するために調査日を決め、現地調査が実施されます。
調査後、結果の報告と被害状況、発生理由などの説明を受けます。その際に害獣駆除の具体的な方法と、見積り金額が提示されるでしょう。内容に納得したら保証期間などを確認した上で、本申込みをして決定した実施日に駆除作業を行います。
害獣駆除は勝手に行うと鳥獣保護管理法に違反する可能性があります。また衛生管理をしっかり行った上で作業しないと感染症のリスクもあるため、知識のない一般人が自力でやるより専門の業者に依頼した方が安心です。
しかし、選び方を間違えると、契約上の関係で見積後に追加費用が発生したり、場合によっては悪徳業者に騙されることがあるため注意が必要です。岩手で選ぶなら、一定レベルの防除技術を持つ証であるペストコントロール技能士が在籍しており、丁寧な現地調査を行い、地域での実績が豊富にあることなどが優良業者を選ぶポイントです。
一部のネズミを除いて、多くの野生動物は鳥獣保護法で守られているため、自治体の許可なしに捕獲や駆除はできません。作業を自治体で代行してもらうことはできませんが、捕獲するための情報提供やサポートは行っています。
自治体(役所)によっては箱罠の貸し出しを行っているところもありますが、罠を使った経験や資格がないと独力では処理や対策が難しいため、まずは害獣駆除のプロに相談して調査してもらうことをおすすめします。
自然環境や人体への影響リスクを抑えながら、害獣を制御する方法をIPM(総合的有害生物管理)といいます。IPMは害獣の制御に適切な技術を組み合わせて行います。
薬剤を連続的に使用すると、害獣に薬剤抵抗性が増し、防除しにくくなるとされています。さらに、薬剤が人体や環境へ与える影響を不安視する声も増加し、IPMが積極的に取り入れられています。ただし、IPNには技術や知識が必要です。手順や注意点も多く、誰でも簡単にできるわけではありません。費用や時間、手間もかかりますが、正しい知識を持って対策をすれば効果を得ることができます。
自治体によって、害獣駆除を行う際に補助金が適用されるケースがあります。害獣駆除の補助金の多くは、農家や農業を行う組織で作られた団体に対して適用されるため、個人で利用できるとは限りません。しかし、費用の1/2程度の補助を受けられるケースが多いため、対象であれば害獣駆除の費用負担を軽減できます。
害獣の捕獲に対しては、報奨金が出る自治体もあります。ただし、捕獲には免許や申請が必要なため、個人で害獣捕獲をすることは難しいでしょう。害獣の捕獲は、専門の業者に任せるのがおすすめです。電気柵の設置に対して補助金が出る自治体も多いので、駆除後の予防策として検討するのも良いでしょう。
害獣駆除に超音波は効果が期待できる動物と、あまり期待できない動物に分かれます。ネズミやイタチは超音波が期待できますが、同じ周波数を発し続けると音に慣れて効果が薄れてしまうため、周波数を変えるなどの対策が必要です。一方で、ハクビシンやニホンジカは超音波に反応するものの、音に嫌悪感を示さないため、効果は低いとされています。ハクビシンの場合は、360度超音波を発生できる、ライト付きの装置などであれば、駆除できる可能性が高くなるかもしれません。
また害獣駆除に超音波器を使用することは、安全で取り入れやすく、死骸が出ないなどのメリットもあります。小さい子供やペットがいる家庭で、殺鼠剤や粘着シートを使用したくない場合は、超音波器の設置がおすすめです。
「マンションでは害獣が発生しない」「綺麗だから害獣の心配はない」と考えている方が多いかもしれませんが、マンションでも害獣は発生します。害獣が発生する原因は建物の劣化による侵入だけでなく、電線や配管を通って侵入してくる、荷物に紛れて入ってくるなど、思わぬ形で発生してしまうこともあります。また、マンションは気温が安定しているため、害獣が住み着きやすく、一度発生したら繁殖するのも早いと言われているため、早急な対策が必要になります。
ただし、集合住宅であるマンションで害獣を駆除する場合、費用は誰が負担するのか、健康被害が伝染する、作業が大掛かりなるなどさまざまな問題があります。
害獣駆除は副業として行うことが可能です。ただし、害獣駆除を行う場合は「狩猟免許」を取得する必要があります。無免許で行えば懲役、罰金の可能性があるため、必ず免許を取得しましょう。免許は扱う猟具によって「網猟免許」「わな猟免許」「第一種銃猟免許」「第二種銃猟免許」の4つに分類され、銃猟を行う場合は免許取得のほか、銃砲所持許可の申請をする必要があります。副業として収入を得る方法は、猟友会に所属して有害鳥獣駆除の依頼を受ける、個人事業として直接請け負うことが一般的です。有害鳥獣駆除の依頼を受ける場合、報酬は地域や害獣の種類によって異なります。
ドローンを活用した害獣駆除に注目が集まっています。害獣駆除におけるドローンの役割は、野生の害獣を監視する、野生の害獣を追い払う、狩猟をサポートするなどさまざまで、農業や自然被害を少なくするために働いてくれます。また、ドローンを活用することで少ない人数での対策が可能、広範囲を人よりも早く対策できる、危険が伴う場所や夜行性の害獣を調査できるなど、メリットも多いです。音を発するタイプであれば、直接危害を与えずに、継続的に害獣を駆除できるため、ドローンの活用は有効的だといえます。
害獣駆除にレーザーポインターを活用することは、視力がよい鳥類に対して一定の効果があるとされています。レーザーポインターの光で脅威を与えることにより、害獣駆除に繋がります。ただし、効果的に活用できなければ、害獣を駆除することができないケースもあるため、ポイントを押さえながら使用することが大切です。効果的な時間帯に使用すること、緑色のレーザーポインターを使用すること、他の撃退法を組み合わせることで、害獣駆除の効果が高まるでしょう。どうしても駆除できない害獣は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
害獣駆除にスプレーを活用することで、ネズミやイタチ、ハクビシンなどの小型哺乳類、蜂などの昆虫類に対して効果が期待できます。スプレーには害獣が嫌がる臭いを放つもの、害獣の神経系に直接作用し麻痺させる成分が含まれているものがあり、直接吹きかけるタイプと特定の場所に吹きかけるタイプに分かれます。また、スプレーを活用する際は、巣を作りやすい場所や害獣が活動している形跡がある場所、出入り口から離れている場所に吹きかけると効果的です。スプレーの効果を発揮させ、害獣を駆除するためにもポイントを押さえながら使用しましょう。
害獣とされる動物のほとんどが鳥獣保護法で保護されているため、被害に困っているからといって勝手に捕獲・駆除することはできません。もしも許可なく捕獲・駆除してしまった場合、違法行為として罰せられる恐れがあるので注意しましょう。
ちなみに、鳥獣保護法の対象外となる害獣は、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類のみです。これらの害獣であれば、許可を取ることなく毒餌を使って駆除することができます。ただし、毒餌を有効に活用するには、毒餌のタイプによる違いを把握し、状況に合わせて選ぶことが重要です。また、毒餌は人間やペットにも影響を及ぼすため、取り扱いには十分注意しましょう。
害獣駆除を業者に依頼する場合、基本的に高額な費用がかかります。少しでも費用の負担を抑えようと、格安をうたっている業者を安易に選んでしまうのは注意が必要です。業者のなかには格安と宣伝して集客しながらも、下見や見積もりで工事やオプションを追加し、最終的に高額請求してくる悪徳業者も存在します。
依頼者は害獣駆除に関する知識が少ないことが多く、そこに付け込まれて悪徳業者の被害にあうトラブルが発生しているため、業者選びは慎重に行いましょう。悪徳業者の被害にあわないようにするには焦って契約せず、落ち着いて複数の業者を比較検討することが重要です。
害獣を駆除するためにバルサンを焚くのは細心の注意が必要です。バルサンの煙は害獣にとって強い刺激になるため、追い出せるかもしれません。ただ、子供がいるタイミングだと、親が壁の中に逃がす可能性があります。
壁が狭い場合、後から救出できずそのまま死んで腐敗し、衛生面や悪臭に悩まされるリスクがあるのです。他にも火災報知器や精密機器をカバーするなどの養生も求められます。一旦追い出しても、再び戻ってくるリスクもあるため、駆除業者に相談したほうがいいでしょう。
ハクビシンは冬眠をしないため1年中活動をします。やっかいなことに、1年中出産が可能な動物です。とくに夏に出産する傾向はありますが、他の季節でもありうるため、ベストな駆除のタイミングはなかなかないともいえます。
とくに断熱材がある屋根裏や床下はハクビシンが巣を作りやすい場所です。過去の巣を覚えていて、夏に外へ出ていても秋になれば戻ってくる可能性があります。基本的にハクビシンを駆除するタイミングは、痕跡や存在を知ったら早めにしたほうがいいのです。
ハクビシンは人にうつる病気を持っている害獣です。見つけても自力で捕獲しないようにしましょう。また、触れなくても、ノミやダニを持っているのも厄介です。天井裏から落ちてきたノミやダニが繁殖すれば人だけではなく、ペットにも被害が出ます。
病気の例として、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)や疥癬症(かいせんしょう)や、食中毒、カンピロバクターによる感染症が挙げられます。高齢者や幼児だと命取りになりかねない病気もあるため注意が必要です。
ハクビシンの天敵は猫や犬をはじめ、猛禽類、オオカミ、アライグマなど複数います。天敵を知ることでハクビシン対策になりますが、ペットにして近づけさせないのは現実的とはいえません。とくにオオカミやアライグマは人間にも危害を及ぼす可能性もあります。
ペットとしては難しくても、変わりに忌避剤として天敵の尿を使用する方法があります。オオカミの尿を使用した忌避剤は一般的にも売られているので検討してみてはいかがでしょうか。ただし、臭いは一時しのぎでしかないことも留意しておく必要があります。根本的な解決を目指すなら専門業者に相談するのがよいでしょう。
ハクビシンの足跡に似ている動物は多く、ぱっと見で見極めるのは困難です。しかし、固体によって違いはあるものの、足跡の形状や大きさ、足跡を残しやすい場所に特徴はあります。ハクビシンは垂直に移動するのが得意な動物なので、家の柱や壁に爪跡が残っているときは、ハクビシンの可能性があります。大きさは約4~5㎝ですが、後ろ足の方が大きいのが特徴です。指球や掌球にも特徴があり、丸みを帯びています。
このような足跡を見つけたときはハクビシンの可能性があるため、早急に対処する必要があります。ハクビシンを駆除するのであれば、害獣駆除業者にできるだけ早く相談しましょう。
ハクビシンはあまり鳴き声を上げない動物です。しかし、鳴いているときの声は大きく、キュンキュンと甲高い声で鳴きます。そのため耳障りで騒音のように感じることも多いでしょう。連続して鳴き続けている場合は、ハクビシンの可能性があります。
とくに鳴くのが、喧嘩をしているときや威嚇をしているとき、繁殖期です。比較的温厚なハクビシンも、繁殖期や子育て中、喧嘩中には気性が荒くなります。
家で鳴き声が聞こえたときは、早急に駆除しなければなりません。鳴き声の正体が分からないときも、専門業者に相談するのが良いでしょう。
自宅にネズミがいると思った時や、実際にネズミが住み着いている形跡がある場合、自分なりにネズミを追い出す方法を試すこともネズミ対策の1つでしょう。ネズミを追い出す方法としては市販されている忌避剤や殺鼠剤を使ったり、ネズミが苦手とする食材や香りを利用したり、またはネズミを捕獲する機器を設置するといった方法があります。また回転灯や超音波装置といったものもネズミ対策として利用されます。
ただし、殺鼠剤や忌避剤によっては家に暮らす住民やペットの健康被害を招くリスクもあり、まずは正しい使用法や種類について把握しておかなければなりません。
普段は意識していなくても、家は経年劣化によって様々な部分が傷むものであり、その状況によっては壁に亀裂が入ったり、天井と壁をつなぐ部分に小さな穴が空いたりといったこともあり得ます。
一方、家ネズミの中には直径数センチの隙間があれば容易に侵入できる種類もおり、ちょっとした劣化や損耗カ所がネズミにとっての侵入口になっているかも知れません。
ここでは一般的な日本の住宅においてネズミの侵入口になりやすいポイントや、ネズミの種類・特性ごとに侵入しやすい場所を解説していますので、ぜひ自宅の気になる場所を意識するきっかけにしてください。
一般的なネズミ被害と言えば、「咬まれたら感染して発熱する可能性がある」「柱や家具を咬んでしまう」「夜中にカサカサと音がして不快」というものですが、これら以外にもネズミが原因となる被害は非常にたくさんあります。 例えば、ネズミの体を宿主としているツツガムシが人間に攻撃すれば、重篤な症状を招くことも。ネズミが電気ケーブルを咬んで漏電が起こり、火災に発展したケースもあります。
ネズミが家に住みついたら、その被害の拡大は急速です。家の中でネズミの存在を感じたら、「いつか対処しよう」ではなく、すぐに対処する必要があると心得ましょう。
ネズミのラットサインとは、家の中にネズミがいることを臭わせる痕跡のこと。壁沿いの黒いこすり跡、柱や家具などのかじった跡などが見つかれば、それはラットサインかもしれません。
ネズミは10円玉程度の隙間があれば屋内へ侵入できるため、ラットサインを見つけたならば、ネズミの侵入口となりそうな部分を塞ぐことが大切。あわせて、粘着トラップを敷くなどして駆除する必要もあります。
1つのラットサインが見つかった場合、すでに家中には多くのラットサインが存在している可能性が大。被害が拡大しないうちに、プロの業者へ相談したほうが良いでしょう。
ネズミのフンといっても、ネズミの種類によって大きく3種類に分けられます。それぞれで大きさや色、ニオイなどが異なるため、フンを見つけたら周辺状況と合わせて写真に撮っておき、ネズミ駆除のための調査に役立てましょう。また、ネズミのフンとそっくりの見た目をした他の生き物のフンもあるため要注意。
ネズミのフンを見つけたら、病原菌によく注意して処理することが大切。マスクや手袋をして絶対に触らないように対策をした上で、塩素系漂白剤やアルコールスプレーなどを使って消毒作業を行いましょう。衣服やカーペットなどは洗濯した方が無難です。
ネズミ駆除業者への依頼料金は決して安くはないため、信頼できる技術力を持った駆除業者を選ぶことが、時間もコストも節約に繋がります。害虫・害獣の駆除や予防を行っている団体「ペストコントロール協会」の会員かどうか、駆除対応後の保証期間の設定はあるかどうかをチェックしましょう。ネズミは駆除しても再発リスクがあるため、保証期間があれば万が一の際にも無料で対応してもらえます。
駆除はスピードが重要ですから、相談しやすいことや、即日対応の可否についても注目です。口コミを調べる際には業者の自社HPだけではなく、口コミサイトや掲示板などもチェックしましょう。
タヌキの足跡かわからなくて判断できないときは、他の動物の足跡の大きさや形と比較して見分けましょう。タヌキの足跡は3~4㎝程度の大きさで、指先に爪跡が残ります。手のひらの部分が三角形の形をしており、小さいのが特徴です。指の本数は4本なので、5本指のアライグマやハクビシンと見分けられます。
足跡の形が似ているのが、ネコやキツネです。大きさや指の本数がタヌキと同じなので見分けるのが困難ですが、足の形を見て判断しましょう。
どうしても判断できないときは、害獣駆除業者に相談すれば害獣の特定から駆除までがスムーズです。
一見可愛らしい姿・鳴き声のタヌキですが、家や家の周辺に住み着くとさまざまな被害をもたらします。タヌキは多くの病原菌を持っているため、人体やペットに健康被害を及ぼす恐れがあります。「ため糞」と呼ばれる糞を溜め込む習性もあるため、アレルギー症状が出ることもあります。ため糞による悪臭被害の可能性もあるでしょう。
タヌキは集団で行動することが多いため、家に住み着くときも複数頭で住みつく恐れがあります。天井が腐食したり建材を食いちぎられたりすると家の強度の低下にもつながりますので、タヌキが住み着いていることが分かったら、すぐに害獣駆除業者に相談してください。
雑食性のタヌキのフンは、一度嗅いだら忘れられない強烈な悪臭を放ちます。そのため、臭いを嗅いだことある人なら、タヌキのフンかそうでないかを簡単に見分けることが出来るはずです。
また、大きさもタヌキをフンを見分ける上での重要なポイントの一つ。一般的に、タヌキのフンは2~3㎝ほどですが、タヌキには「ためフン」と呼ばれる同じ場所でフンをする習性があり、数十cmのフンのかたまりが形成されることも珍しくありません。ベランダや庭でフンのかたまりを見つけたら、それはタヌキのフンかもしれません。
タヌキは鳥獣保護管理法で保護されています。そのため、自治体の駆除の許可なくタヌキを捕獲したり、危害を加えたりするのは違法です。しかし、タヌキにとって居心地の悪い環境を作れば、危害を加えることなくタヌキを追い払いことが出来ます。例えば、竹酢液やミント(ハッカ油)といったタヌキの苦手な臭いを定期的に散布するのは、効果的なタヌキ対策の一つです。
また、タヌキは8~10㎝程度の隙間があれば簡単に中に侵入することが出来ます。そのため、侵入口となる隙間を塞くのも、タヌキ対策として非常に効果的です。
イタチの鳴き声には特徴があります。例えば威嚇しているときには大きな鳴き声を発し、求愛時には3~5月頃に、子どものイタチは大人よりも小さな鳴き声が特徴です。イタチの鳴き声をもしも聞いたら、繁殖や悪臭・騒音に悩まされる前に駆除が必要です。
イタチの鳴き声によく似た声を出す動物がいる点も注意が必要で、例えばタヌキは犬やイタチに似た声を出します。他にもハクビシンが大変にイタチとよく似た鳴き声を発するため、専門の駆除業者に判別してもらい、対処してもらいましょう。イタチにそっくりなテンは、見た目は似ていても鳴き声は少し異なります。
イタチは可愛い見た目に反して凶暴な性格をしているため、屋根裏などに住み着かれてしまった場合には様々な被害が予測されます。例えば糞尿による悪臭や、夜行性であることから深夜に走り回る騒音で悩まされることがあるでしょう。
また、イタチは攻撃的なため、人や犬・猫といった自分より大きな動物に噛んだり引っ掻いたりといった攻撃をすることもあります。また、屋根裏に糞尿をされることで天井にシミがついたり、建材が腐ってしまうような可能性も考えられるため要注意。イタチの存在に気が付いたら、被害が大きくなる前に専門の駆除業者に相談しましょう。
イタチは自分で駆除できます。ただし、鳥獣保護法で許可なしの捕獲と、許可関係なく殺処分は許されていません。ただ、許可がなくても追い出すことはできません。家の中や納屋に巣を作っている場合、放置すると糞尿により建物が腐るリスクがあります。病原体による感染症も無視できません。
イタチを追い出す駆除方法として一般的なのは、忌避剤、光、匂い、音などがあります。イタチが近寄れない、安全な場所ではないと認識させる環境づくりも有効です。侵入口を塞いだり、エサになるようなものを放置せず捨てたり、継続して追い出す方法を行ったりしましょう。
日本のイタチはニホンイタチとシベリアイタチの2種類がいます。主に獣害を発生させるのはシベリアイタチです。ニホンイタチは個体数が減少しており、基本的に野山に住んでいるため住宅街で見かけることはありません。
ただし、イタチと似たような動物も獣害を発生させるため注意が必要です。テンやオコジョ、フェレットやマングースがあげられます。獣害をもたらすシベリアイタチは外来種で、褐色気味の山吹色、鼻や口や喉が白い、しっぽが胴体の半分より長いのが特徴的です。イタチをはじめ似たような動物も獣害のリスクを高めます。見かけたら早めに専門業者に相談したほうがいいでしょう。