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害獣の被害として深刻なものに、ペットが襲われてケガを負ってしまうということがあります。ハクビシンは、突然襲ってきて一度嚙みつくとなかなか離しません。気づいた飼い主が蹴とばしてやっと離れるようなこともあります。ケガが痛いのはもちろん、野生の生き物の爪や牙には多くのばい菌やウイルスが付着しているため、傷から病原体が侵入する恐れも。もし害獣に襲われたら、すぐに病院へ連れて行ってください。都市部でもアライグマやイタチ、ハクビシンなどの気性の荒い害獣の被害が報告されているので注意しましょう。
ハクビシンやネズミを介してかかる感染症です。主な感染経路はネズミ類の尿や血液への直接接触、河川でのレジャーや労働、農作業など糞尿等の多い環境での暴露があります。襲われてケガをしたわけではなくても、家の一部に糞尿がありそこにペットが出入りしているとレプトスピラ症にかかる可能性があるので、注意が必要です。数は減少しているものの今でも散発的に発生が確認されています。感染後必ずしも発症するわけではありません。しかし、発症すると肝臓、腎臓などに障害が発生し、最悪の場合は死に至ります。
アライグマやコウモリ、キツネなどを介して感染する怖い感染症に狂犬病があります。現在日本の飼い犬で狂犬病はないと言われており、野生動物に注意が必要です。今後発生を注意すべき生物としてハクビシンが挙げられています。リッサウイルスという狂犬病ウイルスを保有する個体から受けた咬傷、創傷により感染します。発症すると死に至る怖い感染症です。
ヒゼンダニが皮膚の最外層である角質層に寄生する疾患で、激しいかゆみを引き起こします。かゆみの原因は、皮膚にトンネルを作って皮膚の上で過ごすヒゼンダニがトンネル内に出した糞や分泌物。犬に寄生するのはイヌセンコウヒゼンダニ、猫に寄生するのはネコショウセンコウヒゼンダニです。かゆいのでかき壊した後や脱毛が多数できます。かきむしったところから細菌が感染することがある点も厄介です。また、ペットが感染したヒゼンダニが人へも感染することもあるため注意が必要です。潜伏期間は2~3週間。ドッグランなどで他の犬から移るケースもありますが、野生の生物から感染するケースもあります。殺ダニ剤を使用した治療ができるので、ペットがかゆがっていたらすぐに病院に連れていきましょう。
害獣は、人の生活にも悪影響がありますが、大切な家族であるペットも傷つける可能性があります。害獣に気づいたら、専門業者に依頼して駆除・防除するしかありません。ペットの健康を守るためにも、早めに対処することが大切です。
イカリ消毒の公式サイトには、岩手の事例が掲載されておりませんが、総合的有害生物管理(IPM)において、「有害生物管理」「微生物制御」「サニテーション」「環境改善工事」「オンライン監視」「外来種・有害鳥獣などの駆除」「殺菌・除菌・脱臭」「文化財保存」といった、幅広い領域に携わっています。
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