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鼻を衝くような強烈な臭いのタヌキのフン。タヌキのフンを放置すると、家族やペットの健康被害を引き起こしたり、柱や基礎が腐ったり…、といったトラブルを引き起こします。
このページでは、タヌキのフンの見分け方や、処理の仕方、たぬきによるフン害の種類などについて詳しく解説します。
タヌキのフンは黒くて丸く、2~3cmほどの大きさです。ただし、タヌキには、同じ排泄場所でフンをし続ける「ためフン」と呼ばれる独自の習性があり、大量のフンが一か所でかたまっていることも珍しくはありません。タヌキのフンを見分けるときには、それが「ためフン」ではないかどうか、よく観察しましょう。
また、雑食性のタヌキのフンは、消化しきれなかった骨や種が混ざっていることが多く、強い悪臭を放ちます。一度嗅ぐとなかなか忘れられない強烈な臭いなので、臭いからもタヌキのフンを見分けることが出来ます。
タヌキによるフン害に遭いやすい場所としては、
などがあります。なお、前述のように、タヌキには同じ場所でフンをする「ためフン」と飛ばれる習性があります。そのため、フン害に一度でも遭った場所は繰り返しフン害に遭う可能性が非常に高く、注意が必要です。
雑食性のタヌキのフンは、さまざまな寄生虫や微生物の温床です。そのため、庭先やベランダにタヌキのフンがあると、人間やペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
なかでも、とくに注意したいのが、タヌキのフンに住む「ヒゼンダニ」です。このヒゼンダニが皮膚に寄生すると、腹部や胸部、大腿内側に強み痒みを引き起こす「疥癬症」の原因となります。
雑食性のタヌキのフンは強烈な悪臭を発しますが、悪臭被害もタヌキのフンによる主な被害の一つです。
例えばタヌキが屋根裏や床下でためフンをすれば、天井全体や床全体から強烈な臭いがするようなりますし、ためフンを除去をせずに放っておくと、柱や基礎が腐ってしまう可能性もあります。
タヌキのフンの処理するにあたっては、以下の手順に従ってください。
タヌキのフンには、たくさんの寄生虫や微生物が住み着いています。そのため、もしタヌキのフンを見つけても、絶対に素手で触らないようにしてください。タヌキのフンを駆除するにあたっては、寄生虫や微生物による感染を防ぐマスクやゴーグル、帽子、ゴム手袋に加え、
などを用意するようにしましょう。
マスクやゴーグル、ゴム手袋、汚れても良い服などを準備したら、使い捨ての箒と塵取りでフンを集め、殺菌スプレーや雑巾などを使って徹底的に消毒・除菌をしましょう。殺菌スプレーが用意できない場合には、薄めたエタノールや漂白剤などでも代用が可能です。
なお、タヌキのフンを集めるときには、掃除機はくれぐれも使わないでください。タヌキのフンの中にある寄生虫や微生物が、掃除機の排気に乗って部屋中に広がる恐れがあります。
タヌキのフンの処理は、直接触ることができなかったり、掃除機が使えなかったり、準備するものがたくさんあったりと、素人には骨が折れる作業です。また、もしタヌキのフンをキレイに処理することが出来たとしても、その場所でためフンをすることを覚えたタヌキがまたやってくる可能性があります。
確実にタヌキのフンを処理したいという方、あるいは、タヌキにとってフンがしづらい環境を作りたいという方は、専門の業者に頼むのがおすすめです。
イカリ消毒の公式サイトには、岩手の事例が掲載されておりませんが、総合的有害生物管理(IPM)において、「有害生物管理」「微生物制御」「サニテーション」「環境改善工事」「オンライン監視」「外来種・有害鳥獣などの駆除」「殺菌・除菌・脱臭」「文化財保存」といった、幅広い領域に携わっています。
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