公開日：2021年6月21日｜更新日： 2022年9月27日

優良業者の選び方

適切な害獣駆除を行ってくれる業者に依頼するために、以下の点に注目しましょう。

ペストコントロール資格を
持っている

一般的に駆除業者はなんらかの資格を持っていることが多いです。ただし、素人にとってはどの資格がどの程度のスキルを証明するものなのか、わかりにくいでしょう。

狩猟免許程度の資格なら罠を仕掛けることで害獣を捕まえることは可能ですが、住まいにある侵入口を特定し、屋根裏の害虫を駆除したり、殺菌消毒を行ったりなど、再発させないための知識まで持っているひとはあまりいません。

そのため、狩猟免許だけでなく「ペストコントロール技術者（有害生物の防除を行う技術者）」や「防除作業監督者（防除作業の監督を行う者）」などの資格を有した人が在籍している業者を選ぶと良いでしょう。

丁寧に現調を行い、見積を出す

丁寧で適切な現場調査を行ってくれる業者を選びましょう。

はじめの問い合わせの段階で、見積をすぐに出そうとする業者は要注意。実際の作業の後に追加料金を請求してくる可能性があるからです。

実際に現場に来て、被害の状況や対象の害獣、施工する場所、害獣の生息状況をしっかり調査してから見積を提出する業者に依頼するようにしましょう。

また、見積書の「料金の明確さ」にも注目してください。何にいくらかかるかをはっきり明記してくれているかも、業者を選ぶひとつの判断材料になるでしょう。

岩手県で事例がある

岩手県での施工実績が多いかどうかを知っておくのも大切。経験が豊富なほど、確実な駆除をのぞめるからです。

岩手県の害獣はハクビシン・アライグマ・イタチが主ですが、ほかの県の害虫駆除業者だと、それらの生態に詳しくないことがあります。その場合、十分な駆除ができない可能性が高いです。

やはり地域に長年密着した、岩手県での事例を持つ業者を選ぶのが良いでしょう。

アフターフォローが
充実しているか

害獣は一度駆除が成功したとしても、再び発生する場合があります。また、予想外の問題が発生することも少なくありません。

そのため「アフターフォローが充実しているか」も重要になっていきます。施工後には定期的なメンテナンスがあるかを確認しておきましょう。

また問題が起こったときに対応力がありそうかも注目ポイント。そのためには問い合わせの段階から、スタッフの対応がしっかりしているかをチェックしておくことが大切です。

普段から「的確なアドバイスをしてくれる」、「迅速な対策を提案してくれる」業者だと、アフターフォローもしっかりしていると言えるでしょう。

駆除できる害獣の種類が多いか

害獣駆除を依頼しても、「対応していない害獣だった」「害のない動物かと思ったら、実は害獣だった」などのケースもあります。駆除できる害獣の種類が多い業者は、さまざまな害獣駆除に慣れていることもあり、その害獣に合った対応をしてもらえるのが大きな特徴です。

駆除の対応となっている害獣は、主にネズミやハクビシン、タヌキ、イタチなどがあげられます。ほかにも、アライグマやカラス、コウモリも対象です。

素人の目では、どのような害獣なのか判断することが難しい場合があるでしょう。その場合、業者に「害獣の姿や特徴」「被害状況」をあらかじめ伝えると、スムーズかつ適切な駆除を行ってくれます。

害獣駆除を依頼している旨を近所に知られないよう配慮してくれる

害獣駆除を業者に依頼する場合は、近所の方々に知られないように配慮してくれる業者を選びましょう。近所に害虫駆除をしている事実を知られてしまうと、近隣の住民は「もしかしたら自分の家も、害獣の被害を受けるかもしれない」と不安になるかもしれません。もし、近隣への配慮なしに害虫駆除を行った場合、トラブルに繋がる可能性もあります。

そこで、害獣駆除業者だと分からないような車両を使用したり、駆除作業の説明を自宅内で行ったりといった配慮をしてくれる業者を選びましょう。駆除に来てもらう前に、近所に知られたくない旨を伝えることが肝心です。